行政書士の開業|費用は全部で約100万円。登録から開業までの流れと、最初の仕事を取るまで
私は令和5年度の試験に合格し、合格発表のあとすぐに登録の手続きをして、2024年に開業しました。開業にかけたお金は、全部で100万円ほどです。
ほかの事業に比べれば、かなり安く始められる部類だと思います。それが行政書士の良さです。
開業までの流れ
- 試験に合格する
- 事務所を置く都道府県の行政書士会に、登録の申請書類を出す。申請先は日本行政書士会連合会で、都道府県の行政書士会を通して申請します。行政書士会への入会の届けも、一緒に出します。
- 審査を受け、登録が決まったら、職印(仕事で使う印鑑)をつくり、登録証を受け取る
- 行政書士として仕事を受けられるようになる
書類や手続きの細かいところは、都道府県の行政書士会ごとに違います。事務所を置く県の行政書士会の案内で確かめてください。
登録にかかる費用
| 費用 | 金額 |
|---|---|
| 登録手数料 | 25,000円 |
| 登録免許税(収入印紙で納める) | 30,000円 |
| 入会金 | 都道府県の行政書士会ごとに違う(例:青森県行政書士会は120,000円) |
| 会費 | 行政書士会ごとに違い、毎月かかる(例:青森県行政書士会は月4,700円) |
私の場合、登録にかかったお金は全部で30万円ほどでした。
私が開業にかけた費用
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 登録の費用 | 約30万円 |
| 事務所 | 家賃 |
| 道具 | パソコン、事務所用の机 |
| 仕事の仕組み | マネーフォワード、インターネットFAX、Google Workspace |
| ホームページ | WordPressで作るためのレンタルサーバーの契約、テーマ(デザインのひな形)の購入 |
| 広告費として用意したお金 | 約30万円 |
| 合計 | 約100万円 |
事務所の環境や道具には、こだわりました。本当に気合を入れて、テンションを上げてやっていける環境をつくることが、私にとって大事だったからです。
ホームページは自分で作った
ホームページは外に頼まず、自分で作りました。さほど難しくありませんし、自分のやりたいように作れます。外に頼むと数十万円単位のお金がかかるので、こういう作業が好きな人には、自分で作ることをおすすめします。
ホームページだけでは、仕事は来ない
ホームページを作っても、それだけで、すぐに問い合わせが来ることは基本的にありません。
そのため、近所の建設業者さんを回ったり、ダイレクトメールを出したりといった営業は、当然やっています。支部の集まりや行政書士会の研修にも、できるだけ顔を出して、名刺を交換してつながりをつくりました。
開業の費用とは別に、生活費の蓄えを
仕事を受けても、すぐにお金が入るわけではありません。土地関係の仕事は、受けてから申請を出すまでに数か月かかることも多くあります。私は開業してから半年ぐらいは、収入が安定せず不安でした。
開業の費用とは別に、生活費を半年分ぐらい蓄えておくことをおすすめします。お金の流れで気をつけることは、行政書士の年収に書いています。
まとめ
- 開業にかかったお金は、登録の費用約30万円を入れて、全部で約100万円
- 環境づくりにはこだわり、ホームページは自分で作った
- ホームページだけでは仕事は来ないので、営業とつながりづくりをする
- 開業の費用とは別に、半年分ぐらいの生活費を蓄えておく
開業してからの仕事の中身は行政書士の仕事とはに、仕事とつながりやすいほかの資格は合格後に相性のよい資格にまとめています。
出典
- 登録の流れと費用の例:青森県行政書士会「行政書士登録申請案内」