目次

第1部|どこでつまずいた?再受験者のための「失敗分析フレームワーク」

行政書士試験は毎年、合格率が10〜15%前後と厳しく、大多数の受験者が不合格を経験する難関資格です。再受験に挑む際には、前回の失敗を「感情的に落ち込む出来事」として処理するのではなく、「次に活かすデータ」として冷静に見つめ直すことが欠かせません。

本章では、特に独学で挑戦した受験者がよく陥る失敗パターンを「知識」「スキル」「メンタル」という3つの側面から整理し、自己分析のためのフレームワークを提供します。

1.1 独学でよくある“つまずきポイント”とは?

1.1.1 知識の穴を見逃すな:暗記だけでは通用しない

独学のメリットは、費用が抑えられ、自分のペースで学習を進められることです。しかし、実際には多くの独学受験者が「自分では勉強したつもり」でも、得点に結びつかないという悩みに直面しています。

特に次の3つが典型的な失敗要因です:

  • 基礎知識の抜け漏れ:行政書士試験は、民法・行政法をはじめとする広範な法律知識を問われます。独学では、どの範囲をどれだけ深く学べばいいのかの“目安”がないまま進めてしまい、基礎的な論点を見落としているケースが目立ちます。
  • 応用力の不足:過去問を何度も解いて“解答パターン”を覚えていても、初見の問題や少しひねられた設問に対応できない受験者は多いです。これは、法的思考のプロセスを意識した学習が不足していることが主因です。
  • 法改正への対応漏れ:最新の法改正を反映した知識でなければ、正答できない問題もあります。独学では法改正情報を自分でキャッチアップする必要があり、これを怠ると不正確な知識で試験に臨むことになりかねません。

1.1.2 実戦スキルの弱さ:記述対策と時間配分の甘さ

知識を持っていても、本試験という「時間制限のある本番環境」で活かせなければ意味がありません。実戦力不足の典型パターンは以下の通りです。

  • 時間配分の誤り:本試験は3時間で全問を解き切る必要がありますが、独学者は模試の経験が少ないため、本番で時間配分に失敗しやすい傾向があります。結果として、正答できるはずの問題すら時間切れで失点することも。
  • 記述式対策の軽視:60点満点という大きな配点を持つ記述問題にもかかわらず、独学では後回しにされがちです。40字前後で正確に表現するスキルや、条文の使い方、事例適用の訓練が不足していると、大幅な減点を受けるリスクがあります。
  • 完璧主義による時間浪費:「すべてを理解しなければ気が済まない」という姿勢は一見立派ですが、試験対策としては逆効果になることがあります。いわゆる“捨て問”にこだわるあまり、得点源を落とすという本末転倒な状況に陥ることも少なくありません。

1.1.3 継続できない理由:モチベーションと孤独の壁

行政書士試験は、短くても600時間、平均では1,000時間以上の学習が必要と言われています。この長期戦において、精神的な持久力が問われます。

  • 孤独感と不安:独学は、自分のやり方が正しいのか、現在の実力がどのレベルなのかが見えにくく、漠然とした不安を抱えたまま学習を続けることになります。周囲に同じ目標を持つ仲間がいないと、孤独感が大きくなり、途中で挫折する原因になります。
  • スケジュール管理の難しさ:独学では、試験日から逆算してスケジュールを立て、それを自己管理する必要があります。しかし、「予定通りに進まない日々」が続くと、自己肯定感が低下し、学習そのものが苦痛に変わってしまうケースもあります。

独学には自由度という魅力がある一方で、こうした落とし穴が潜んでいます。次章では、講座を利用したにもかかわらず不合格になったパターンとその原因を探っていきます。

1.2 講座を使っても不合格?ありがちな“講座選び”の落とし穴

独学での限界を感じ、意を決して通信講座や予備校に投資したのに、不合格…。そんな声は決して珍しくありません。実は、講座を利用していても結果が出ないケースには、独学とは異なる“別の落とし穴”が存在しています。

この章では、講座利用者が陥りがちな3つの失敗パターンを整理し、次回の学習戦略の見直しに役立てていただけるよう解説します。

1.2.1 自分に合っていなかった?講座とのミスマッチ

「せっかくお金をかけたのに、思ったように成績が伸びなかった」。その原因の一つが、学習者のスタイルや目的と、講座の内容・設計がかみ合っていない「講座とのミスマッチ」です。

たとえば、以下のようなケースが典型的です:

  • インプット重視の学習者が、演習中心の講座を選んでしまい、理解が深まらない
  • ある程度知識がある受験者が、初学者向けの丁寧すぎる講座を選んでしまい、時間ばかりかかって非効率になる
  • 講師の語り口やテキストの構成(図表の有無・説明の深さなど)が肌に合わず、集中力が続かない

このように、講座のクオリティが高くても、「自分にとって合っているかどうか」が問われます。講座選びは“相性”が非常に重要です。

1.2.2 ボリュームに圧倒された…「消化不良」の学習

特に大手予備校が提供する「総合コース」は、インプット・アウトプットともに網羅性が高く、講義時間も200時間を超えるものが多く見られます。

こうしたボリュームの多さは、一見安心材料に思えますが、実際には次のような“消化不良”を招きがちです:

  • 働きながら、あるいは子育てしながら学習する受験者にとっては、そもそもすべてを消化する時間がない
  • 講義動画を観るだけで終わってしまい、最も重要な「復習」や「問題演習」の時間が取れない
  • 結果的に、学習時間は長くても、知識が定着しておらず、本試験では得点に結びつかない

このような状態は「情報過多による理解不足」という、非常に危ういパターンです。学習内容を“こなす”ことに集中しすぎると、「わかっているつもり」のまま本番を迎えることになりかねません。

1.2.3 サポートは宝の持ち腐れ?活用できなかった学習支援

多くの通信講座には、以下のようなサポート体制が用意されています:

  • 質問対応(メール・掲示板など)
  • 学習カウンセリングや進捗フォロー
  • 模試のフィードバックや学習アドバイス

しかし、実際にはこうした制度を「うまく活用できないまま終わってしまう」ケースが少なくありません。

その理由としては、

  • 「こんなこと聞いていいのかな…」と遠慮して質問できない
  • 忙しくて、質問内容をまとめたり送る余裕がない
  • サポートの存在をそもそも把握していなかった

といった背景があります。特に独学経験が長い方ほど、こうした支援を「面倒」「自力でやった方が早い」と感じてしまう傾向があり、それが結果として“独学と変わらない”状態を招いてしまいます。

講座を使えば自動的に合格に近づけるわけではありません。「どう使いこなすか」が重要であり、その前提として「自分の課題に合った講座を選べているか」が問われます。

次の章では、こうした失敗パターンを踏まえ、各社の講座の中から再受験者向けに最適なタイプを比較していきます。

第2部|もう一度、合格への道をつかむために|講座タイプ別・戦略的比較

前章で分析した通り、不合格の原因は受験者によってさまざまです。「あと少しで合格だった」「勉強時間は確保できたのに得点が伸びなかった」…そんな再受験者にとって、次に選ぶ講座は“敗因に対応した処方箋”であるべきです。

この章では、各資格予備校が提供する「再受験者向けカリキュラム」を分類し、その中でも「中上級者向けコース」に焦点を当てて比較します。すでに学習経験のある方が基礎を固め直し、応用力を高めるために最適なコースはどれか──具体的な講座名、対象者像、特徴を整理しました。

2.1 学習経験者向け「中上級コース」徹底比較

再受験においては、「初学者向けの総合講座」をもう一度受けるより、過去の学習経験を活かした「中上級コース」の受講が効果的です。

各校の中上級コースには、以下のような違いがあります:

  • 法的思考力を鍛える“プロセス重視型”
  • 他資格の問題を活用して難度を上げる“応用力強化型”
  • インプットとアウトプットのバランスを取る“王道復習型”
  • 答練(演習)に特化した“アウトプット実践型”

まずは、代表的な予備校6社の中上級コースの比較表をご覧ください。

表2.1|主要な「中上級」コースの比較一覧(学習経験者向け)

講座提供元主なコース名価格帯(税込)主な対象者特徴と学習法の概要
伊藤塾上級コース/アドバンスコース約30万円前後知識はあるが思考力に課題のある再受験者「思考プロセス」に重きを置いた指導。法的な理解を深めて、初見問題への対応力を育成。
アガルート中上級総合カリキュラム/上級総合カリキュラム約24〜37万円行政書士の過去問は習得済みで、さらに応用力を高めたい人司法書士試験などの他資格過去問を演習素材に使用。アウトプット中心で実戦力を鍛える。
LEC(東京リーガルマインド)パーフェクトコース等約25〜30万円広く浅く実力不足を感じている再受験者講義と問題演習のバランスが良く、200時間超のボリュームで網羅性に強み。
TAC答練本科生S/A/Bコース約22万円(割引前)アウトプット不足、時間配分が課題の受験者スーパー答練を軸にした演習重視型カリキュラム。講義+答練で実戦力を磨く。
クレアール中級・上級コース約14〜25万円(割引あり)得点が伸び悩む経験者で効率重視の方「非常識合格法」で重要論点に絞り込み。Vラーニングによる反復特化型。
資格スクエア上級パック講座など約19〜27万円忙しくても効率良く得点力を伸ばしたい方過去問・答練・記述講座が一体型。復習動画やAI機能もあり柔軟性に優れる。

それぞれの講座には異なるアプローチがあります。以下に代表的な特徴を整理します:

  • 伊藤塾:「なぜその答えになるのか」を重視する講義スタイル。基礎知識を“再構築”する学び直しに向いています。
  • アガルート:司法書士などの難関資格の問題を使うことで、本試験レベルを上回る力を養成。
  • LEC:受験者層が厚く、教材や指導の完成度が高い。広く安定感を求める方に。
  • TAC:徹底したアウトプット。特に「答練」で失点傾向を矯正したい方に最適。
  • クレアール:効率重視で無駄を省きたい方向け。スモールステップ式で精神的負担も軽減。
  • 資格スクエア:記述・答練・過去問をバランスよく学べる“全部入り”構成。

2.2 特定科目だけ補強したい人向け「単科講座」一覧

「全体的な総合講座は不要。でも、どうしても記述式が苦手」「民法の基礎だけ徹底的にやり直したい」——そんな明確な弱点を抱えている再受験者には、特定分野を集中的に学べる“単科講座”が強い味方になります。

単科講座のメリットは、次の3点に集約されます:

  • コストパフォーマンスが高い:必要な部分だけにお金と時間を投資できる
  • 学習効率が良い:自分の課題にダイレクトにアプローチできる
  • 併用がしやすい:メインの通信講座にプラスして補強できる

以下に、主要な予備校・通信講座が提供する単科講座の中から、特に再受験者にとって活用価値の高いものを整理しました。

表2.2|主要な単科講座の提供状況(記述式・民法・演習など)

講座提供元記述式対策講座民法強化講座演習・答練講座
TAC記述対策講義(13,200円)上級講義(民法含む・88,000円)スーパー答練 1st Stage(38,500円)
アガルート記述過去問解説講座(32,780円)逐条ローラーインプット講座(38,280円)総まくり択一1000肢攻略講座(49,280円)
フォーサイト直前対策・記述式編(10,800円)基礎講座(民法含む・51,800円)ペースメーカー答練(21,800円)
伊藤塾記述式問題から学ぶ!民法・行政法講義「急所の100題」シリーズ実践答練
資格スクエア記述式早期攻略講義(8,800円)森Tの過去問攻略講座(9,900円)森Tの答練解きまくり講座(22,000円)

※価格は税込・変動の可能性あり。伊藤塾の価格は公式確認推奨。

民法や記述式問題に苦手意識がある方は、まずは単科講座で“局所強化”を図るのが得策です。なかには「商法4時間対策」や「1000問演習」などニッチな講座もあり、自分の症状にピンポイントで効く“処方箋”がきっと見つかるはずです。

次のセクションでは、再受験に伴う「経済的・精神的負担」を軽減するための制度について解説します。

2.3 心と財布に効く|再受験者向けの割引制度とサポート体制

再挑戦には、時間だけでなく、費用や気力の面でも大きな負担がかかります。各講座は、こうしたハードルを下げるために、再受講割引や学習サポート制度を整えています。

ここでは、以下3つの観点から、再受験者向けの支援内容を比較します:

  • 再受講・乗り換え割引:費用負担を抑える
  • 質問・カウンセリング制度:学習の不安を解消する
  • 合格特典制度:学習意欲を後押しする

表2.3|再受験者向け 割引・サポート制度の比較一覧

講座提供元再受講割引他校からの乗り換え割引質問・相談制度合格特典制度
アガルート20%OFF20%OFF定期カウンセリング・Facebook質問対応受講料全額返金 or 合格祝い金
伊藤塾最大40%OFFなし合格者・講師によるカウンセリング(非受講者も1回無料)なし
TAC約30%OFF(例:答練本科生A)実質的に受験経験者割引あり講師相談・オンラインスクーリングなし
LECあり最大3万円割引教えてチューター(質問無制限)合格祝い金制度あり
フォーサイト限定キャンペーン・ダブルライセンス割引ありなしメール質問(回数制限あり)合格者は全額返金制度あり
クレアールセーフティコースで次年度無償保証なし質問無制限(メール・電話)合格祝い金あり
スタディング割引版の再購入制度ありなしQ&Aチケット制(有料追加あり)合格祝い金あり

割引制度は「同じ講座をリピート」する場合だけでなく、「他校からの乗り換え」にも適用される場合があります。費用面で悩んでいる方は、こうした制度の活用を前提に、講座選びを検討してみましょう。

また、精神面でのサポートも非常に重要です。孤独な学習を続ける中で、講師や合格者とのつながりが、継続のカギになることもあります。

次章では、これまで紹介してきた講座を「自分の失敗タイプ」に応じてどう選ぶかをフレームワーク化してご紹介します。

第3部|あなたの失敗タイプから選ぶ|“最適な講座”はこれだ!

ここまで、さまざまな講座やサポート制度を見てきましたが、「どの講座が良いか」は人によって異なります。なぜなら、再受験に至った“失敗の原因”は人それぞれだからです。

この章では、再受験者を4つの典型パターンに分類し、それぞれに合った「最適な講座の選び方」と「講座例」を提示します。これは、講座選びを“敗因に対応する戦略”として捉えるためのフレームワークです。

プロファイル1:「基礎がグラグラ」タイプにはこの講座

特徴と失敗傾向

  • 総得点が150点未満と大きく合格点を下回った
  • 基本的な法律用語や制度趣旨の理解があいまい
  • 学んだ知識が断片的で、整理されていない

このタイプは、応用以前に「基礎知識の土台」が整っていないことが根本原因です。重要なのは、一度“更地”に戻して、基礎から効率よく再構築することです。

推奨講座

  • フォーサイト
     図解やイラストを活用したフルカラーテキストで、抽象的な法律概念を“見て理解”できる構成。動画講義も要点重視でテンポがよく、独学での挫折経験がある方にも向いています。
  • クレアール
     「非常識合格法」による学習範囲の絞り込みと、反復学習に特化したVラーニングシステムが特徴。スモールステップ型で、再構築に最適です。

プロファイル2:「演習が足りない」タイプに必要な対策

特徴と失敗傾向

  • テキストの内容は理解しているのに得点が伸びない
  • 模試や本試験で時間切れ・ケアレスミスが多い
  • 初見問題に弱く、応用力が不足している

知識を“覚える”ことはできていても、それを“使いこなす”練習が足りないタイプです。時間配分や思考のスピードを身につけるためには、質の高い演習を重ねる必要があります。

推奨講座

  • TAC・LEC
     長年の蓄積による豊富な答練(演習問題)と、戦略的に設計されたアウトプット型カリキュラムが魅力。TACの「答練本科生」コースは、演習不足を補いたい方に特におすすめです。
  • 伊藤塾
     「なぜこの答えになるのか」を徹底的に解説する講義スタイル。知識を“思考力”に昇華させる学習法が特徴で、応用力に不安がある方に最適です。
  • アガルート
     行政書士試験の過去問にとどまらず、司法書士など他資格の過去問を用いることで、より高い水準の問題処理能力を養います。

プロファイル3:「苦手科目に泣いた」タイプへの処方箋

特徴と失敗傾向

  • 得点全体は悪くないが、特定科目で大きく失点
  • 記述式・民法・商法などが足を引っ張った
  • 弱点が自覚できているが、うまく補強できていない

このタイプには「ピンポイントで弱点補強」できる学習戦略が効果的です。総合講座を再受講するよりも、単科講座による効率的なリカバリーが適しています。

推奨講座

  • TAC・LEC
     記述式や民法集中対策など、単科講座の種類が豊富。必要な部分だけを選んで学べる柔軟性が強み。
  • 伊藤塾
     講師ごとに特化分野が明確。たとえば民法が弱点なら、平林講師の講座を選ぶなど“講師指名”ができるのも魅力。
  • アガルート・フォーサイト・資格スクエア
     オンライン専業の講座も、直前期や特定スキルの補強に使える優良な単科講座を提供。コスパを意識する方におすすめです。

プロファイル4:「やる気が続かない」タイプはここを見直せ

特徴と失敗傾向

  • 勉強は始めたが途中でモチベーションが続かなかった
  • 孤独な学習に疲れてしまった
  • 計画通りに進まない日が続き、自己肯定感が低下

このタイプの課題は、知識やスキルの前に“学習を続ける環境”そのものです。継続できる仕組み、心の支えとなるサポート、そして「合格後の自分」を想像できるインセンティブが重要です。

推奨講座

  • スタディング・フォーサイト
     eラーニングシステムによる進捗管理、AIによる復習提案、達成度の可視化など、デジタルによる“学習ペースの伴走”が特徴。
  • 伊藤塾・LEC・クレアール
     カウンセリング制度や質問制度が充実。疑問や不安を専門家に相談できる体制が、孤独感を和らげ、継続の支えになります。
  • アガルート・フォーサイト(合格特典制度)
     合格すれば全額返金という制度は、単なる経済的メリットだけでなく、「合格すれば実質無料」という強力なモチベーション源になります。

このように、「自分のつまずきパターン」を正しく認識し、それに合った講座を選ぶことが、再受験成功の最短ルートです。講座は“道具”であり、選び方次第で結果は大きく変わります。

おわりに|“過去の失敗”を“次の合格”に変える講座選びへ

行政書士試験における「不合格」という経験は、決して無駄ではありません。それは、自分の弱点や限界を知り、次にどう進むべきかを見極めるための貴重な“診断結果”でもあります。

再受験に向けた学習は、「何となくの復習」や「とりあえずの再挑戦」では通用しません。合格をつかみ取るためには、自分自身のつまずきポイントを正確に把握し、それに対応した講座を戦略的に選ぶことが不可欠です。

今回ご紹介したのは、再受験者に特化した通信講座・単科講座・サポート制度の比較と、それぞれの“失敗タイプ”に応じた最適な講座選びのフレームワークです。すべてを一からやり直す必要はありません。あなたの「あと一歩」を埋めるために、最も効果的な一点突破がどこにあるかを見極めることが重要です。

失敗は、成功の起点です。

これまでの経験を正しく活かし、自分にとってベストな学習環境と向き合うことができれば、次の試験での“逆転合格”は決して夢ではありません。

さあ、次はあなたの番です。
「過去の悔しさ」を「合格通知」に変える、その一歩を踏み出しましょう。